一般的な急性対応

当院で対応する救急患者様は、比較的症状が軽く、入院治療が不要で、帰宅することが可能な患者様となります。すなわち、ご自身または、ご家族等身近な人が付き添って来院できる方が対象です。診察の結果、入院が必要、緊急性が高いという医師が判断した場合は、当院の連携先でもある総合病院や専門の医療機関を速やかにご紹介いたします。

救急対応のイメージ画像

傷の縫合

外傷とは、何らかの外力が加わることで、皮膚や皮下組織、内蔵等に損傷が起きている状態を指します。皮膚や軟部組織の損傷が見受けられる外傷については、原因に応じて、切り傷、すり傷、刺し傷、咬傷等に分けられます。受傷後間もなくで可能な場合は縫合をする、または、ケガの状態を確認し、軟膏等の外用薬を用いて上皮化を待つ等の治療をいたします。

縫合については、真皮縫合を行います。この場合、真皮を縫合していくので、縫い目等が表皮に現れず傷跡が目立ちにくく、表面を縛らないため、ひきつれが起きにくくなります。また皮膚表は、皮膚接着剤を用い、これらを組み合わせた治療を施していきます。